さいたま市では、市民との協働によるまちづくりを掲げながら、地域と連携のもとさまざまな広域的事業が展開されております。子のように、市民の皆様が積極的に他者への貢献に取り組むことは、市の繁栄や発展だけではなく、一人ひとりの心身の健康にもつながります。
実際の活動としては、社会福祉協議会を中心に高齢者の集いの場の開設や配食サービスの展開など、また生活の安全と安心を目指し、自治会組織を中心に自主防災組織の整備や防災訓練の実施や防犯パトロールなどが進められております。
ここで、このような市民の皆様の真心に対して行政としても真心でこたえていくことが、協働の担い手である地域住民との絆を強くし、より安全で安心なさいたま市の構築につながるものと確信しております。
そこで、例えば地域の広域的な奉仕活動に取り組む市民の方々に対して、その活動に応じて加算され、市が行っているさまざまなサービスを利用する際に活用できるようなポイント制度などを導入し、その真心に対して感謝の気持ちを形にあらわしていくことも大切であると思います。
さらに、市が主催する市民講座やイベントへの参加、その他、防犯や防災、美化運動など市が提案した活動など、幅広い活動においてポイントが加算される制度へと発展させながら、地域貢献活動等への参加促進と共に、人的交流の促進なども積極的に進めることも有意義であると考えます。
このボランティアポイント制度の展開で、多様化する市民ニーズに対して、限られた財源の中で効果的に対応する協働型のまちづくりを進めると同時に、地域住民の社会参加を活発にする社会を全力で築いていきたいと思っています。
(※この記事はさいたま市議会議員時代の記事です)