地域の都市化が進むにつれ、雨水が浸透する地面が減少し、水路や側溝に流れ込んだ雨水が溢れだし、道路が冠水するケースが増えております。
その中でも、区画整理の予定区域は、側溝整備が成されていない場合が多く、雨が止んだ後も、道路に水溜まりが残り、通行の障害になっている個所が、数多く見受けられます。
下水道の汚水処理については、年次目標を明確に、計画的に整備がすすめられておりますが、雨水処理についても同様に整備を進めて行く必要があると考えています。
更に、事業が進められるか判らない区画整理予定区域についても、区画整理の進捗を待つのではなく、河川整備も視野にいれ、柔軟に、そして積極的に、先行的な対策も促進して行きたいと思います。
(※この記事はさいたま市議会議員時代の記事です)