カテゴリ:産後ケア



2015/06/08
埼玉県助産師会の中島桂子会長と産後ケアについて懇談をさせて頂きました。特に、病院等から退院した後の母親への、母乳や子宮収縮時の母体のケアのあり方や、育児に対する不安への適切なアドバイスなど、専門的な知識と豊富な経験を持った助産師さんによる指導の大切さを痛感致しました。埼玉県助産師会では、母子訪問指導研修を実施し、助産師による訪問指導の質を高める中で、市町村で展開されている乳児全戸訪問事業にも積極的に関与していました。退院一週間後の、新生児の体重や黄疸、心雑音の検査と同時に母体の心身の健康管理のための支援、そして2週間後の再確認と自立へ向けた支援は、母親の健康と子供の健全な育成においてだけでなく、次の出産を前向きに考えることにもつながり、制度として確立する意義は大きいと考えています。