超高齢化社会の到来に対して、データを活用した国民の健康寿命の延伸についてのセミナーに参加させて頂きました。今回は、医療機関と行政の連携による糖尿病・透析予防について学ばせて頂きました。
糖尿病は自覚症状がない病気で、糖尿病が疑われる国民は約２０００万人と言われていますが、実際に診察を受け治療を受けているのは約２００万人、糖尿病性腎症による透析患者は約３０万人であります。この糖尿病は、やがて透析が必要になったり合併症が発症し重篤な状況を招きます。
糖尿病は、尿と血液の検査でそのステージが的確に評価できるとともに、適切な対応により透析移行を防ぐことができる病気であり、「適切な知識と対策の伝達」と「改善努力の効果の見える化」で、その重症化を予防することが重要であることがわかりました。