足利市にて企業、施設を訪問

 本日は足利市にて、足利市の冨永市議、大島市議、平塚市議の方々と地域企業、施設等を周りました中小企業の印刷会社様、老健施設様、特別養護老人ホーム様です(写真は特別養護老人ホームにて)。

 印刷会社の社長さんと奥さんからは、以前からお声を頂いている問題、いわゆる奥さんのパート103万円の壁問題について。また消費税についても、「消費税をあとから徴収されるので確保しておくのが当然だが現実問題として厳しい」というお話を頂きました。

 老健施設の理事長とは、生涯働くことや学ぶことが生きがいにつながる、とのご意見。生涯学ぶこと…具体的には65歳からでも大学に生きやすいシステムを作るなど、高齢者が知的集団になって、経験と知識でさまざま活躍することが、これからの日本の活力になって行くというお話をいただきました。

 特別養護老人ホームからは、以前は「ホテルに学べ、おもてなし」とサービスを追求していたが、実は違うのではないかと。本当の目的は、自立支援なんだと。快適なサービスとは、自立出来るようになることを言うのでは…というお話でした。結局施設に来て靴を出してもらったり、上げ膳据え膳してもらっても、家に帰れば一人でやらなければならない方もいらっしゃる。で、あるならば、家に帰った時に一人で出来るような支援をすることが本当のサービスなのでは、と、方向を転換して、現在では皆さんが本当の意味で喜んでくれているようです。また、施設に入れる人はまだ幸せで、在宅ケアには問題もさまざまあり、顔をしかめるような現状のお話を頂きました。

 このような現場のお声を集約し、整理し、しかるべきタイミングで厚生労働委員として、大臣、副大臣等にしっかりと質問をして参りたいと思います。