現実の変化に秘められた無限の可能性!

 「現実は決して固定的なものではなく、常に変化を重ねており、常に無限の可能性を秘めている!」との恩師の激励に、目の前に夢と希望の大空が大きく広がった。

 寒冷の地であることから、理論家はこの地では不可能であると断定した稲作を、不屈の実践家が、見事に可能にした、北海道の開拓の歴史に心から感動した。

 理論家は物事を大局的に捕らえ、細部を切り捨て、結論を見出す。しかし現実は複雑多岐であり、事態は刻々と変化している。そして、時に実践が理論を覆す。

 北海道開拓の実践家は、実践現場にて多様な現実と向き合ながら、改善のための試行錯誤を重ね、観念の眼では見えなかった新たな局面を見事に発見した。

 この開拓者の不屈の実践主義を胸に、固定観念に捕われることなく、常に変化する現実に活路を見出しながら、何事に対しても、生涯、夢と希望を持って挑戦し続けて行きたい!

 

(※この記事はさいたま市議会議員時代の記事です)