障害者福祉施設の拡充

特殊入浴装置
特殊入浴装置

 見沼区に開設されている、さいたま市障害者福祉施設・春光園を公明党さいたま市議会議員団で訪問し、障害者福祉の現場を視察した。

 春光園は、知的障害者通所更生施設「けあき」と知的障害者デイサービスセンター「さくら」の2施設で構成されており、市内の知的障害者の社会的自立への援助や様々な生きがいを高める活動が展開されていた。

 「けあき」では、18歳以上の重度知的障害者および身体障害を重複している知的障害者の方に対し、園芸や紙すき等の作業活動支援や、買い物や外食等の社会適応活動支援、更に音楽・創作・運動等の文化的活動支援が展開されていた。

 「さくら」では、18歳以上の在宅の知的障害者、重症心身障害者の方々が音楽や映画鑑賞等の文化的活動、日常動作訓練、更に特殊入浴装置を使用しての入浴サービス等が行われていた。また家族の方々を対象にした、嘱託医、看護師、栄養士等による介護の助言・指導も行っていた。

 今回の春光園の訪問で、福祉施設の必要性を改めて認識すると共に、様々な状況の下で、障害を抱えながら生きている方々の生きがいと可能性を大きく拓いて行くための福祉事業の重要性を痛感した。

 

(※この記事はさいたま市議会議員時代の記事です)