わたしは、自分自身が花を咲かせようという気持ちではなく、わが地域に幸福の種をまいて、一生を送りたい。

　「他人だけの不幸」がありえないのと同じく、「自分だけの幸福」もありえない。他者の喜びを自分の喜びにし、他者の苦しみを自分の苦しみとし、自分と他者との一体性を感じながら、地域社会の幸福を創造する。

　わたしは、すべての出会った人は、わが師匠との思いで、出会いに感謝を忘れない人間でありたい。

　人との出会い、ふれあいそしてぶつかり合いこそ、新しい自身を開く源泉であり、エネルギーである。

　わたしは、人間としての共通性と尊厳を原点に、人類の平和と繁栄を拓いて行きたい。

　今、世界では、嘘やデマで人間（民族）が分断され、人間の尊厳が破壊され、さまざまな紛争が起こっている。この紛争において、どちらが正しく、どちらが間違っているかを、考えても答えは見出せない。