在宅介護を支えるレスパイトケア事業の展開を!

梅の花

 急激に高齢化が進む今日、施設の整備やそれを支える人材の確保がますます困難になって行きます。このような現状において、住み慣れた自宅で、家族が安心して介護を行うことができる環境を整備することも必要になります。

 ここで、介護している家族の突然の病気や心身の疲れを癒すために、施設への短期入所や、自宅への介護人派遣などを行う、いわゆるレスパイトケアの体制整備は、在宅介護における安心と安全を確保する上で、大変に重要であると思います。

 実際に、このレスパイトケア事業を展開するにあたり、施設の確保と同時に、利用者の日常の健康状態や性格などを、受け入れ施設が事前に掌握しておく体制の整備が必要であり、行政と事業者の連携の仕組みを整えながら、レスパイトケア事業を大きく展開していきたいと思います。

 

(※この記事はさいたま市議会議員時代の記事です)