自分のまわりの実態は、自分自身の実態そのもの!

 「教師にとって担任の教室、生徒は自身を写す『鏡』であり、教師自身の成長が生徒の成長、ひいてはその教室の活性化につながっている」とは、生徒との人間関係に悩み苦しんだ一人の教師の結論。

 この”自分のまわりの実態は、自分自身の実態そのものである”との人生観は、どんな現実からも逃避せず、厳しい環境に埋没もしないで、苦難に挑み、希望に燃えて理想の実現を開き行く土台でとなる。

 たとえば、人との出会いにおいても、その人が苦労してきたこと、苦しんでいること、人知れず頑張っていること、誇りに思っていること、・・・など、人の心の多くを占めていることを感じ取っていく”誠実さ”と”真剣さ”が、深い信頼関係を生み出し、より良い現実を描き出す。

 生涯、自分のまわりの実態は自分自身の実態であることを忘れることなく、信頼と喜びの世界を明るく映し出すために、常に自分自身を見つめながら、真剣な行動とたゆまぬ努力を追求していきたい。

 

(※この記事はさいたま市議会議員時代の記事です)