嘘とデマが淘汰される社会を!

 現実社会の中にあって、事実無根の記事や、物事を偏見の目で捕らえ勝手な憶測で人や組織を侮辱する手記などを掲載する週刊誌・新聞・チラシが氾濫していることは憂慮すべき問題である。

 今の社会において、嘘やデマを流す人間が実際に存在し、まじめに暮らしている人・懸命に生きている人に汚名を被せるような行為が放置されている現状に危機感を抱いている。

 ナチスドイツのヒットラーが、ユダヤ人に対して根も葉もない嘘やデマを流し続け、人間の生命を完全に無視した大量殺戮という行動を巻き起こしたことは歴史的事実である。

 このことを突き詰めて考えると、嘘やデマを平気で流す人間は、他の人間の生命を尊重するという思想を根本的に持ち合わせていない、社会にとって危険な存在であると考えられる。

 平和を愛する一人の人間として、生命の尊厳を無視した不幸な歴史を二度と繰り返さないために、大衆に向って嘘やデマを平気で流す人間の本質を鋭く見抜き淘汰する社会を目指し、全力を尽くして行きたい!

 

(※この記事はさいたま市議会議員時代の記事です)