岩手県旧藤沢町の地区や栃木市では、医療と介護が一体となり、「患者」さんを「生活者」として、その視点でより良く生活が送れるような仕組みを作っています。
茨城県ではシルバーリハビリ体操指導士を育成。自身の健康と共に周りの人も健康にして行く取り組みは茨木全土に広がり、健康の輪が広がっています。
茨城県つくみ地域では、つくみタウンページを作成。例えば自転車パンク修理、電灯の交換、囲碁の相手、病院への車での送迎などみんなで支えあっています。
世田谷区の事業所ではICT活用で事務作業を減らし質の高いサービスの提供に成功。和光市や高崎市では独居でも安心な見守りシステムをICT技術で運営。
民家改造型のグループホームは高齢者にとってなじみのある過ごしやすい住空間として、特に認知症の高齢者のケアの面では非常に効果的言われています。
元気なうちは、なるべく外出して、友人・知人との楽しい時間を過ごしたり、地域で趣味のサークルやまちづくりに取り組んだりと、積極的に社会参加をして行くことが大切です。こうした社会参加活動に取り組む人は、歩行障害や認知症の発生リスクが低いという調査結果があります。
在宅医療をうける場合、自宅で看取りをすることもあります。最期のときが近づいたときにどのような症状がおきるのか、知っておくと安心です。
●眠ることが多くなります。
●水分や食べ物を欲しがらなくなります。本人の希望にあう食べ物や分量を食べさせてあげて下さい。
●手足が冷たくなったり、尿量が減るなどの体の変化が見られます。
●聴覚や触覚は五感の中で最後まで残るといわれています。やさしく声をかけたり、手を握ったりしてあげてください。